ニニフニは、ふたつでひとつ、双子の雑誌。 ビジュアルとテキスト、編集とデザイン、メジャーとマイナー、右と左…… そのあいだで精神は振動し、インディペンデントを獲得します。 雑誌は死んだ? ―いえ、双子として生まれ変わりました。

 
 

ニニフニ創刊号
真野恵里菜 巻頭グラビア&インタビュー

町田康インタビュー

木尾士目(『げんしけん』シリーズ)インタビュー

谷田浩(STOF)インタビュー

特集「ぼくの好きな音楽」
・青葉市子インタビュー
・山本精一×見汐麻衣(埋火)対談
・佐藤良成(ハンバートハンバート)
 ×石井モタコ(オシリペンペンズ)対談
・和田晋侍(巨人ゆえにデカイ、DMBQ)インタビュー
・森雄大(neco眠る)×oono yuuki対談
・tofubeatsインタビュー
・ニニフニ的DISCガイド

小特集「Magazinary Places:雑誌的場所――東京ワンダーランド」

松田凌、九龍ジョー、トンチ、鈴木裕之、田中一人ほか

発売日 2013年8月18日発売
仕 様 変型A4(2冊連結)、フルカラー100ページ
定 価 1,500円(税込)
発 行 nasis

ニニフニ 1号

開き01 見開き01 持ち01
1500円(消費税込み)

而二不二(ニニフニ)―「而二」とは一つのものを二つの面から見ること、 「不二」とは二つの面があっても、その本質は「一」である、ということ。 紙の裏と表。 二つで一つの雑誌。  「多チャンネル」「検索」「友だち申請」といった〈自分の興味〉強化時代にあって、 突然の出会いをもたらすことができるのは〈雑〉誌です。 「ニニフニ」は、ジャンルやメジャー/マイナーの溝を軽やかに飛び越え、 整理され尽くされたかに見える情報的社会の片隅にうごめく混沌を混沌として、 こわごわ戯れるための自由な精神を体現する、 完全にインディペンデントな雑誌です。  「分裂や媒介を自分の外に置くような生気のない存在ではなく、 みずから分裂し媒介する存在こそが主体と呼ばれるのだ」 と、かつてある哲学者は言いいました。 ふたつの誌面のあいだで運動する精神は、テキストとビジュアルをまとい、 いまここで瑞々しくかたちづくられようとしています。  双子の総合カルチャー誌「ニニフニ」、ぜひご高覧ください。